コカギ
玄関や勝手口などで使用する「差す側の鍵」(別名:キー)
原本キー
鍵のメーカーの名前が刻印されているコカギ
マスターキー
コカギ1本で複数の部屋や建物全体のシリンダーを施錠開錠できるコカギ
例)マンションの場合:
101号室に住んでいる方は自身の部屋の施錠開錠のためのコカギを持っており、102号室の部屋を施錠開錠することはできない。しかし、マスターキーを所有している方は、そのマスターキー1本でそのマンションの全ての部屋(101号室でも102号室でも)を施錠開錠できる。
シリンダー
玄関や勝手口などで使用する「刺される側の鍵(鍵穴)」
1つのドアに2つのシリンダーが付いていることもあります。
レバーハンドル
ラッチを動かし、ドアを開閉するために動作させるレバー型の取っ手
ノブ
ラッチを動かし、ドアを開閉するために動作させる握り玉型の取っ手
サムターン
室内側から鍵を施錠開錠するために使用するツマミ
錠ケース
一般的にはドアの内部に入っており、ラッチボルトやデッドボルトがついている箱型の部品
フロント
鍵のメーカーや錠前の種類が刻印されているステンレス製のプレート
(下記イラストの赤丸〇にアルファベットや数字が刻印されています)
・「フロントのサイズ(縦×横)」や「フロントのビスピッチ」が現地調査時にとても重要です。
※主に必要なシーン:シリンダー交換、錠ケース交換、錠セット交換
バックセット
フロントからシリンダーの中心までの距離
(下記イラストの赤矢印↔の寸法です)
・現地調査時にとても重要です。
※主に必要なシーン:シリンダー交換、錠ケース交換、錠セット交換
スペーシング
シリンダーの中心からハンドルの中心までの距離
(下記イラストの赤矢印↔の寸法です)
・現地調査時にとても重要です。
※主に必要なシーン:錠ケース交換、錠セット交換
ドアの厚み
ドアの厚みの部分
(下記イラストの赤矢印↔の寸法です)
「煙返し」がついている場合には、ドアの丁番側やドアの下側から測定すると効果的です。
・ドアの種類によっては、「煙返し(けむりがえし)」と呼ばれるものがついています。
・「煙返し」の役割は、ドアとドア枠の隙間をなくすためについています。
・「煙返し」がないドアは、ドアを閉めた状態でデッドボルトが見えているのが特徴です。
キーナンバー
コカギを識別するためのナンバー
・キーナンバーはとても大事なものなので、他の人には知られないようにしましょう。
・コカギのキーナンバーを隠すためにコカギ用のカバー等を販売しているお店もあります。
ドアの名称
ドアには、ドアメーカー・名称・型番などが記載されたラベルが貼られている場合があります。
(下記イラストの赤丸〇にラベルが貼られている場合が一般的です)
・現地調査時にとても重要です。
※主に必要なシーン:シリンダー交換、錠ケース交換、錠セット交換